大気の状態が非常に不安定となっていて、土砂災害の危険度が高まっています。下関市には、土砂災害警戒情報が発表されていて、下関地方気象台は厳重な警戒を呼びかけています。

気象台によりますと、九州北部地方にある梅雨前線に向かって、暖かく湿った空気が流れ込んでいるため、大気の状態が非常に不安定になっています。県内では、これまでの大雨で、土砂災害の危険度が非常に高くなっているところがあり、下関市に土砂災害警戒情報が発表されました。

きょう昼前にかけて雷を伴った非常に激しい雨が降り、災害の危険度がさらに高まるおそれがあります。4日朝までの24時間に予想される雨の量は、多いところで120ミリとなっています。

気象台は、きょう昼過ぎにかけて土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒するよう呼びかけています。