5月の岩手県内の有効求人倍率は1.25倍で、6か月ぶりに前の月を上回りました。

 岩手労働局によりますと、5月の県内の有効求人倍率は4月より0.02ポイント高い1.25倍で、6か月ぶりに前の月を上回りました。
 より直近の雇用状況を示す新規求人倍率は1.99倍で、前の月と比べて0.28ポイント上回りました。産業別では新型コロナの5類移行を受けて、宿泊業や飲食サービス業、卸小売業で求人数の伸びが顕著になっています。
  ただ、値上げや燃料費の高騰といった不透明な要素も多いことから、岩手労働局では県内の雇用情勢について「持ち直しの動きが弱まっており引き続き物価上昇等の影響に注意する必要がある」としています。