世の中のありとあらゆるものを長時間かけて検証し、独自ランキングを紹介する『ひたすら試してランキング』。MBS「サタデープラス」の清水麻椰アナウンサーが、梅雨時は室内での使用も多くなる「洗濯ハンガー」を徹底比較し、サタプラ的おすすめベスト5を発表した。
今回は小物や下着を干すのに最適なピンチハンガータイプ12種類を徹底調査。チェックポイントは、1)干しやすさ 2)乾きやすさ 3)取り込みやすさ 4)室内干しのしやすさ 5)機能性 の5項目で、各項目10点満点の合計点で総合ランキングを決定した。

「乾きやすさ」のトップ商品は【洗濯用品の老舗】
助っ人として調査に協力してくれたのは、『試してランキング』には7回目の登場となる松嶋尚美。これまでも体を張って様々なアイテムをテストし、主婦目線の的確なジャッジを下してきた松嶋は、5人家族で普段から洗濯物が多いため、洗濯ハンガーには強いこだわりがあるそう。実は今回試す12種類には愛用品も含まれているといい、「これを超えるものがあるのか楽しみ!」と気合が入っていた。
まずは5つのチェックポイントの中から、気になる2項目をピックアップ。
「乾きやすさ」のテストは屋外の広い公園で実施。同じ条件の下、12種類の洗濯ハンガーにそれぞれ同じ量の洗濯物を干して、5時間後にしっかり乾いているかを確認した。
この部門でトップ評価を得たのは、洗濯用品の老舗メーカー・ニシダの『角ハンガー<プラ50>プレミアム2』(税込2,480円 ※番組調べ)。ピンチとピンチの間隔が平均約6cmのところ7cmと広い設計で、横幅も今回調査した中では最大サイズとなる94cm。そのため、洗濯物同士の隙間にゆとりがあり、風が通りやすくなっているのだ。
乾いた洗濯物はなるべく簡単に取り込めた方がうれしいもの。そこで「取り込みやすさ」のテストでは、同じ量の洗濯物を洗濯バサミから外して取り込むまでのタイムで比較した。12種類の平均タイムは約10.7秒だった。そしてこの部門1位となった商品は、平均を大きく下回るタイムを記録した。