西日本では激しい雨が続いています。もしものときに備えて、今できる水害対策を紹介していきます。
「準備のできる災害」今すぐできる水害対策は?

山内あゆキャスター:
お話を伺ったのは、防災アドバイザーの岡本裕紀子さんです。
最近は天気予報が本当に正確になってきたので「水害は準備ができる災害。色々な情報を集めて対策を!」と話していました。
そんなときに使えるハザードマップ。国交省のハザードマップポータルサイトから確認できる「重ねるハザードマップ」というものは、洪水・土砂災害・津波と、これまでは別々のマップを見なければいけなかったのが、一つの地図の上に重ねてそのリスクを見ることができるというものなんです。
井上貴博キャスター:
お子さんがいる家庭は災害が起きてからではなく、事前にゲーム感覚でいろんなとこを調べてみるのはとても大切ですよね。
産婦人科医 宋美玄氏:
あとは家の周りの地形を歩きながら確認するのも、すごく大事かなと思います。

山内キャスター:
そして「ハザードマップは見るだけではなく、足を運んでみてほしい」「通勤しているところ、子どもの通学路や家の近くなどに行ってほしい」と岡本さんは話していました。そして歩くだけではなく、自転車の方がより道の勾配を足で感じることができ、水の流れをイメージできるそうです。
さらに、TBSのニュースアプリ「NEWS DIG」でも、防災の情報というのを一目で見ることができるようになりました。アプリには「雨雲レーダー」、土砂災害の危険度をマップで見ることができる「キキクル」や「地震・津波情報」なども一度に確認することができます。