活発な梅雨前線の影響で、あす明け方にかけて非常に激しい雨が予想されていま。

気象庁は、山口県と九州に線状降水帯が発生する可能性があるとして、警戒をよびかけています。

梅雨前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込む影響で、九州北部地方では大気の状態が非常に不安定になっています。

あす明け方にかけて雷を伴った非常に激しい雨が降り大雨となるおそれがあります。

このため気象庁は、山口県と九州に線状降水帯予測情報を発表しました。

長い時間、同じ場所に大雨が降り、災害の危険度が急激に高まる可能性があるとしています。あす予想される1時間雨量は多いところで、50ミリ。

またあす夕方までの24時間に降る雨の量は多いところで200ミリです。

JR西日本によりますと、美祢線全線、山陰線の益田・小串駅間、長門市・仙崎駅間で終日運転見合わせとなりました。
あすは美祢線全線、山口線の宮野・益田駅間、山陰線の幡生・益田駅間が始発から運転取りやめとなっています。気象台は土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水や河川の増水・氾濫に警戒するよう呼び掛けています。