岩手県八幡平市の観光農園で飼育されているアルパカの毛刈りが進んでいます。本格的な夏の到来を前に、涼しい姿へ衣替えです。

 アルパカの毛刈りが行われているのは、八幡平市の観光農園・サラダファームヴィレッジです。
 南米高地原産のアルパカは暑さに弱いため、こちらでは本格的な夏の到来を前に年1回毛刈りを行っています。
 30日は飼育されている5頭のうち一番幼い2歳のメス「モモ」の毛刈りが報道関係者に公開されました。
 アルパカの毛は若いうちがよく伸びるということで1年ぶりの毛刈りとなる「モモ」は、真っ白なモフモフの毛に覆われています。スタッフが手際よく専用のハサミで胴回りの毛を刈っていきます。最初は鳴いたり動いたりして落ち着かない様子のモモでしたが次第に大人しくなり、30分ほどかけて30日の毛刈りは終わりました。

(サラダファームヴィレッジ 木村憲司さん)
「アルパカというとモコモコ感が一番イメージとしてありますが、毛刈りした直後では全く違った様子をご覧いただけると思いますので、その辺りをよく観察してほしいと思います」

 このあとモモは、顔や全身の毛を刈り、ほかのアルパカの毛刈りも終える予定です。