あと3週間で定期運用終了…44年間走った「117系」

岡山県民にとっては普段見慣れている、【画像①】のような真っ黄色の電車です。

【画像①】おなじみの「黄色」ですが...

この、ちょっとだけ先がとがった車両は「117系」と呼ばれる型式です。実はこの117系は、岡山エリアでの「227系Urara」の導入に伴い、ついに7月21日、全国で最後の定期運用を終えます。44年の歴史を誇る車両です。

【画像②】あと3週間で定期運用は見納め

(※この記事は、6月17日に配信したものに、動画を新たに加えて一部加筆した「再掲版」です)

117系が誕生したのは1979年。当初は関西・東海エリアで「新快速」「快速」として活躍してきました。

【画像③】かつては関西・東海エリアを疾走

「新快速」221系導入に伴い 岡山に流れ着いた「117系」

岡山にやってきたのは1992年。関西の「新快速」に新型車両が導入されたため、岡山に流れ着いてきた形です。

【画像④】塗り替えられて岡山に

まるで特急列車のようなフォルムと室内空間。岡山エリアでは快速「サンライナー」として岡山ー福山間を結びました。

【画像⑤】115系サンライナーのヘッドマークにも注目

【画像⑤】はデビュー1か月前、それまで運用されていた「115系サンライナー」と並んだ一コマです。「117系サンライナー」のデビューは、1992年3月14日のダイヤ改正。その前日の岡山駅での準備風景が映像に残されていました。