スーパーやコンビニに数多く並ぶ「たんぱく質」を含む食品。
‟筋肉を鍛える人のもの”と思っていませんか?
実は、「たんぱく質」は人間が生きるために欠かせない栄養素。
不足すると、疲れやすくなったり、よく眠れなくなったり、体から元気がなくなってしまうんです。
夏バテ防止にも役立つ「たんぱく質の上手な摂り方」をお伝えします!

睡眠向上&夏バテ防止に欠かせない栄養素

そもそも「たんぱく質」とはどのようなものなのでしょうか?
管理栄養士の松田真紀さんによりますと、
「炭水化物」「脂質」に並んで、人間が生きるために必要な三大栄養素の一つです。

▼筋肉、内臓、血管壁など体の組織を作る成分
▼免疫機能の維持や身体機能の維持、さらに代謝などに欠かせない栄養素

たんぱく質が不足すると・・・
▼疲れやすくなる
▼集中力が下がる
▼免疫力が下がる

実は約7割が“不足している” 目安量は

ヘルスケアシステムズが実施した「たんぱく質目標量の達成率の調査」では、約7割の人が不足しているという結果が出ています。

では実際どれくらいの量を摂ったらいいのでしょうか?
厚生労働省が1日の摂取推奨量を出しています。

18歳から64歳の男性→65g(鶏ささみ260g相当)
65歳以上の男性→60gで、(鶏ささみ240g相当)
18歳以上の女性→50g(鶏ささみ200g相当)

管理栄養士の松田真紀さんによりますと、【自分の体重1㎏あたり1.3g】が目安。
体重60㎏の場合は、60×1.3=78gとなります。