他人の情報とのひも付けミスなど、マイナンバーカードをめぐるトラブルが全国で発覚しています。「運用に不安がある」などの理由で、山口県内では5月以降、マイナンバーカードの自主返納が、少なくとも89件あったことが分かりました。
テレビ山口が、山口県内のすべての自治体に確認したところ、5月から6月27までにマイナンバーカードの自主返納が、少なくとも8市1町で合わせて89件あったことが分かりました。

最も多かったのが下関市で、有効期限切れや転居による返納も含め先月55件。今月は集計されていません。周南市は10件で、このうち6件が情報漏えいや保険証、運転免許証との一元化への不安が理由だったということです。

総務省によりますと、4月末現在で県内で100万5614枚が交付され、交付率は75%と、全国4位です。

これまでに県に寄せられたマイナンバーカードを巡るトラブルは、ないということです。














