島根県の新規感染者数は130人。
圏域別で松江54人、出雲37人など松江と出雲が増えていて、定点あたりの患者数は3.42人で、前の週と比べ1.16倍と4週連続増加で、ゴールデンウイーク明けと比べると2.16倍に増えています。

鳥取県の新規感染者数は138人。
東部47人、中部36人、西部55人、定点あたりの患者数は4.76人で、前の週と比べ1.03倍とこちらも4週連続の増加で、ゴールデンウイーク明けに比べ、1.7倍となっています。

片原ごとうクリニック 後藤大輔院長
「体感的には、かなりコロナ患者が増えてきているので、実際波は来ている印象はあります」

こう話すのは鳥取市内のクリニックの院長です。
最近は新型コロナの感染者が増えていて、1日に数人、28日午前の診察だけでも3人を確認したということです。

片原ごとうクリニック 後藤大輔院長
「熱はそこまで高くない印象はありますね」

これまで同様、のどの痛みやせきなど、風邪に似た症状が見られるということですが、症状は比較的軽く、2回目、3回目と複数回感染する患者も散見されるとのこと。

クリニックでは今後の感染の増加に備え、検査薬や診察時に使うガウンなどの防護用品を多めに発注することにしています。