睡眠の質を上げるため「エアコンは使い続けていい」?!

(岡山大学学術研究院 環境生命自然科学学域 鳴海大典教授)
「タイマーで途中でエアコンが切れたりすると、暑くなって起きてしまうとか、またエアコンの動作をするなどという影響が出てくると思います」

「なので、就寝時はずっと冷房を使い続けるというのが睡眠障害の改善にとってはいいのではないかと」

【スタジオ解説】
温度管理がなかなか難しいこれからの季節ですが、春川さんはゆっくり睡眠をとれていますか?

(コメンテーター 春川正明さん)
「そうですね、寝つきが良くて、普通に布団に入ったら5分以内に寝ているという感じです。できるだけ8時間ぐらいは寝ようとしていますけども、やはり最近朝早くに目が覚めますね」

エアコンの「睡眠モード」を活用しよう

そしてこれからの季節は、「熱帯夜」が控えています。そこで鳴海教授が推奨するのが、「エアコンを使い続けること」なんです。体が冷えるので、使わない方がいいというイメージも強いんですけれども、意外な感じがしますよね。

(コメンテーター 春川正明さん)
「私も使うときはやっぱり冷えすぎないようにって、タイマーで切れるようにするんですけど、タイマーが切れて数時間経ったらまた温かくなって目が覚めてしまう。本当に、寝たり起きたりっていう繰り返しもあると思います」

鳴海教授によりますと、今はエアコンの性能が向上していて、温度が一定に保たれたり、睡眠モードが搭載されていたりするので、常に使うことで、寝苦しさから守ってくれて、安定した睡眠に逆に繋がるということなんです。