高いビジネススキルを持つ都市部の人材を、副業の形で地方で活用する取り組み
「スキルリターン」が鳥取県からスタートすることになり、27日、発表会が行われました。

スキルリターンを始めるのは、人材サービスを手掛ける会社「パーソルキャリア」(本社:東京)で、HiProという事業の一環として、経営やマーケティング、
ITなどの課題を解決できる都市部の人材を、業務委託などの形で地方の企業と結びつけます。

鳥取県は「週1副社長」と銘打って、優秀な人材を副業社員として県内企業に迎える取り組みを全国の先陣を切って進めていることから、スキルリターンのスタートの地に選ばれました。

鳥取県のような地方でも、都会や大企業でスキルを身につけた人材が活用できるようになります。

パーソルキャリア 鏑木陽二朗執行役員
「こうした働き方があるんだということや、こういった人材活用が有効なんだということをより広く知って頂きたいと思っています。そこが狙いです。」

副業は月に数回程度、報酬3万から5万円程度で、人材不足に悩む鳥取県で、優秀な人材の確保策として期待が高まります。