この夏のボーナスについて、「増額する」と答えた山梨県内の企業は18%余りとなり「減額する」企業を上回る見通しであることが分かりました。

この調査は山梨中銀経営コンサルティングが今年4月に県内312社を対象に実施しました。

それによりますと夏のボーナスを去年より「増額する」と答えた企業は18.6%で「減額する」企業は5.9%でした。

「増額」から「減額」を引いた夏のボーナスDIは12.7でした。前年より6.8ポイント上昇し、9年ぶりにDIが2桁のプラスになりました。

なお「横ばい」は75.5%でした。

山梨中銀経営コンサルティングでは、「企業の先行きは不透明感がみられるものの賃上げムードの高まりや物価高に対する従業員の支援などの動きがボーナスにも反映されたのでは」とみています。