かつて日本一の大きさを誇った、山口件岩国市の大水車「でかまるくん」そばの休憩所施設が修復されました。

「でかまるくん」は1990年5月、まちおこしのステップにしようと合併前の旧美川町根笠に造られました。
直径は12メートル当時は日本一の大水車と言われていました。

休憩所施設は老朽化で8年前に営業を中止していました。

おととし10月に着任した美川地区の地域おこし協力隊員の男性が、およそ1年半かけて復活にこぎつけました。
周囲の雑木を伐採し、市が予算をつけて床や天井、照明器具などを修繕し、お披露目には地元の人たちおよそ50人が招かれました。

地元の人「前はここでおそばとか流しそうめんとかやってたときを知っているので、こういうふうにできてすごいうれしい」

これまでに水車の周辺をきれいにしていたことで今年のゴールデンウイークには5月の3日間で前年比203%の774人が訪れたということです。

美川地区地域おこし協力隊員の男性「やっと休憩所としてオープンできたのが、うれしい」

水車は今月に入って故障したため市で早急に修理することにしていて、観光客が集まる企画を考えていきたいと話していました。