ロシアの民間軍事会社ワグネルの創設者プリゴジン氏による国防省への反乱について、アメリカのブリンケン国務長官は「プーチンにとって戦略的な失敗だ」とし、引き続き状況を注視していく考えを示しました。
アメリカ ブリンケン国務長官
「これはプーチンにとって、経済・軍事・地政学的地位など、あらゆる面で壊滅的な戦略的失敗となった」
ブリンケン国務長官はプリゴジン氏の反乱によって「亀裂が見えてきている」と指摘しながらも、「結末をまだ見ていない」として事態の展開を注視する考えを示しました。
こうしたなか、ウクライナのレズニコフ国防相はアメリカのオースティン国防長官と電話会談し「ロシア当局は脆弱でクレムリンにとって軍をウクライナから撤退させることが最善の選択だ」との見解で一致したと明らかにしました。
一方、モスクワに向けた進軍から一転、部隊を撤退させ、24日夜にロシア南部ロストフ州を出発したプリゴジン氏ですが、“ベラルーシに向かうだろう”とされているものの、ロシアメディアによりますと所在がわかっていません。
広報担当者は本人とはまだ連絡を取っていないとしたうえで、「皆さんによろしくと言っており、連絡ができるようになれば質問に答えるだろう」と話したとしています。
ベラルーシ大統領府によりますと、ルカシェンコ大統領は25日、プーチン大統領と再び電話会談を行いました。
会談の内容は明らかにされていませんが、ベラルーシに向かうとされているプリゴジン氏の処遇などについて協議を行った可能性があります。
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