さまざまな分野で功績を残した学者たちの手紙を紹介する企画展が盛岡市で開かれています。

 企画展では、盛岡にゆかりのある7人の学者たちの手紙や写真など約60点が展示されています。「日本植物学の父」と呼ばれた高知県出身の植物学者・牧野富太郎が盛岡高等農林学校の植物学教授・富樫浩吾に宛てた手紙です。盛岡市にある国の天然記念物・石割桜の花の標本を依頼しています。日本各地の植物を採集して観察したいという牧野富太郎のあくなき探求心を知ることができます。盛岡ゆかりの学者たちの手紙が展示されている企画展「学者たちの手紙」は、10月9日まで開かれています。