経済的な理由などで生理用品を手に入れられない「生理の貧困」が、社会問題となっています。
ボランティア活動に取り組む女性実業家らの団体が、防府市の小中学校に生理用品を贈りました。

国際ソロプチミスト防府の会長が、防府市教委の教育長に目録を手渡しました。
寄贈されたのはおよそ1万1000個の生理用品で、市立小中学校28校に配られます。

国際ソロプチミスト防府は1984年に設立された女性実業家らのボランティア組織で、女性と女児の生活を向上させるための活動を行っています。

国際ソロプチミスト防府の会長「少しでも困ってらっしゃるお子さんがいらっしゃって、助けになれば、もうそれのみを望んでおります」

防府市教委教育長「トイレに置くところがあったり、あるいは夏前なので子どもたちにうまく渡るようにと、子どもたちが困らないように役立てようと思っています」

国際ソロプチミスト防府が生理用品を贈るのは3回目で、今後も引き続き取り組みたいとしています。