大分市の金谷迫地区に新たな計画が浮上。物流拠点の構築を目指し、流通業務団地の開発が進められていることがわかりました。
(安部記者)「大分インターのすぐ脇にある広大な空き地。ここに流通団地の建設が計画されているというんです」
計画が進められているのは東九州道・大分インターのすぐそばにあるおよそ7ヘクタールの土地です。大分市によりますと今年4月、市内の土地所有者から「交通環境の優位性を活かして、物流施設を開発したい」と市に提案がありました。

ただ、金谷迫地区は原則建築物が建てられない「市街化調整区域」に指定されていますが、市は産業の振興や雇用の創出に期待ができると判断。土地の用途をトラックターミナルや物流倉庫に限定するほか、緑地帯を設けて周辺環境との調和を図ることで、施設の建設を可能とする方向で調整が進められています。
総事業費は30億円を超える見込みで、所有者は今後、都市計画の変更や地域住民の合意を得た上で今年10月にも着工、1年半ほどの工期での完成を目指しています。














