インドのモディ首相は国賓としてアメリカを訪れ、バイデン大統領と会談。軍事や先端技術開発など幅広い分野で協力を進めることについて合意しました。
バイデン政権が3人目の国賓として招いたインドのモディ首相。22日、ホワイトハウスを訪れました。
アメリカが中国やロシアを念頭にインドとの関係強化を図るなか、バイデン大統領は歓迎式典で両国について「21世紀の方向性を決めることができる2つの大国だ」と強調。首脳会談では、モディ首相が「両国の戦略的パートナーシップは、世界の平和と安定のために重要だ」と発言しました。
そして両首脳は、▼戦闘機のジェットエンジンの共同生産や、▼インドがアメリカの無人航空機を購入すること、▼人工知能などの先端技術開発やクリーンエネルギー促進など、幅広い分野で協力を進めることで合意しました。
また、議会で演説したモディ首相は「インド太平洋に威圧と対立の暗雲が影を落としている」と指摘したうえで、「自由で開かれ、包括的なインド太平洋のビジョンを我々も共有する」とアピールしています。
一方、記者会見では、インドの人権問題についても質問が出ました。
記者
「インド政府が宗教的少数派を差別し批判する人を黙らせようとしてきた、と多くの人権団体が指摘しているが?」
インド モディ首相
「民主主義は私たちのDNAに刻まれている。カースト制度や宗教、年齢、地域に基づく、いかなる差別も絶対にない」
また、モディ氏が行った議会演説では与党・民主党の一部議員が参加をボイコット。
欠席した1人、急進左派のオカシオコルテス議員は、モディ氏がかつて人権問題に絡んでアメリカからビザの発給を拒否されたことを指摘し、「重大な人権問題を抱えた人物を議会演説に招待するべきではない」と批判しました。
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