7月7日に開幕する夏の高校野球岩手大会の組み合わせ抽選会が22日、盛岡市で行われました。きたぎんボールパークで初めて行われる夏の決戦、注目カードをご紹介します。

 105回目となる今大会には、去年より2校少ない64校がエントリーしました。そのうち部員数の少ない13校はそれぞれ5つの連合チームを組み、合わせて56チームが夏の甲子園の出場権をかけて戦います。


 大会注目スラッガー・佐々木麟太郎選手を擁する秋・春の県王者・花巻東は第1シードとして登場です。7月12日の2回戦、きたぎんボールパークの第1試合で盛岡市立と花泉の勝者と対戦します。


 春ベスト4の盛岡四高は遠野と盛岡北の勝者と戦います。千葉ロッテの佐々木朗希投手の弟、佐々木怜希(れいき)選手擁する春ベスト8の大船渡は、盛岡農業と遠野緑峰の勝者と対戦します。


 春の東北大会準決勝で去年夏の全国王者・仙台育英相手に善戦した第3シードの盛岡三高は、一関高専と北上翔南の勝者と対戦。春ベスト8の専大北上は久慈と西和賀の勝者と対戦します。


 去年夏の王者・第2シードの一関学院は盛岡中央と沿岸連合の勝者と対戦です。今大会ノーシードの盛岡大附属は大会2日目に花巻球場で一関一高と初戦を迎えます。
 開会式の選手宣誓は盛岡北高校の佐藤琉主将に決まりました。
 声を出しての応援が認められ、入場制限なども行われない夏の高校野球岩手大会は7月7日に開幕し、きたぎんボールパークと花巻球場の2球場で熱戦が繰り広げられます。