マイナンバーやマイナンバーカードをめぐるトラブルが相次いでいることを受け、自民党と立憲民主党は、この問題で閉会中審査を行うことで合意しました。

通常国会はきょう会期末を迎えましたが、立憲民主党の安住国会対策委員長はマイナンバーやマイナンバーカードをめぐるトラブルについて、「閉会中審査」を行うよう自民党の高木国会対策委員長に要求しました。

高木氏は「国会でもしっかりと議論する必要性を感じる」と応じ、閉会中審査の開催で合意しました。

立憲民主党 安住淳国会対策委員長
「他人に自分の情報を、やっぱり保険証も含めて、覗き見られるのではないかっていう国民の不安を、政府は払拭しきれていないと思う」

閉会中審査は、早ければ来週か再来週に開催される見込みですが、政府が立ち上げた「マイナンバー情報総点検本部」の進捗状況を見つつ、与野党で調整を進めることになっています。