■MLB エンゼルス 0ー2 ドジャース(日本時間21日、エンゼル・スタジアム)

エンゼルス・大谷翔平(28)が本拠地で行われたドジャース戦に「2番・指名打者」 で先発出場。大谷は4打数無安打2三振で連続試合安打も15で止まった。

この日、イチローに並び日本人最多タイとなる5度目のア・リーグの週間MVP(6月12日~18日)に選出された大谷、日米通算200号にも王手、ドジャースの先発はサイヤング賞3度、最多勝3度、最優秀防御率5度、最多奪三振3度のC.カーショ(35)、大谷は通算成績8打数無安打と1本のヒットも打っていない。1回の第1打席、大谷はファーストストライクを狙い1球目、真ん中高め148キロのストレートを引きつけて逆方向に弾き返したが打球が上がりすぎてレフトフライに倒れた。

4回の第2打席、ここまでエンゼルスはカーショの前にノーヒット、大谷に対し外角中心の攻めを見せたカーショ。カウント2-2から5球目、外角低め140キロのスライダーにバットが空を切り、大谷は空振り三振に打ち取られた。2死から5番・デュルーリー(30)が初ヒットで出塁し、7番・レンフロー(31)が左中間へ2ベース。1塁走者が一気にホームを狙いクロスプレーになったがセーフの判定。カーショから先制点を奪ったかに思えたが、ドジャースベンチがチャレンジを行い、判定が覆りアウト。エンゼルスは大きなチャンスを逃した。

大谷は6回の第3打席、80球近くなってきたカーショの1球目、外角低め140キロのスライダーをギリギリまで引きつけて打っていったが三塁側のエンゼルスベンチ方向への強烈なファウル。打席で大谷も慌てる表情を見せた。2球目、同じコース、同じ球種をしっかりとらえたがややバットの先でひと伸び足りずレフトフライ。

0-2と2点ビハインドで迎えた8回、大谷の第4打席、ドジャース2人目、C.ファーガソン(26)と対戦。2球で2ストライクと追い込まれたが、外角低めのスライダーを2球、しっかり見極めてカウント2-2まで持っていった。5球目、外角低めから一転、内角高め155キロのストレートに空振り三振。大谷は4打数無安打2三振で連続試合安打も15で止まった。