1日の患者数80~100人 医師「コロナの流行が始まった感覚」

実際に現場の先生方の声も聞いてみます。埼玉・ふじみ野救急病院では、1日の発熱の患者の数は5類移行直後は10人程度でしたが、現在は80~100人とかなりの人数になっています。鹿野晃院長は「今の状況は新型コロナの流行が始まったという肌感覚」だということです。

さらに20日、新型コロナウイルスで3人が救急搬送されました。こういった状況が最近ほぼ毎日続いているそうです。病院に運ばれてくる方々の多くは、もう「コロナは終わった」と自分で判断し、気がついたら体調が急変し病院に運ばれてくるといったケースが増えています。気がついたら重症化していて、自宅で亡くなったという方もいらっしゃったそうです。

松本先生は「実際には新型コロナを診る医療機関が減っている。普段から新型コロナを診る医療機関を把握しておく事や検査キット・解熱剤などを購入しておくことが重要」としています。

ホラン千秋キャスター:
新型コロナウイルスが蔓延していたときもそうでしたが、できる備えをあらかじめやっておくということは、ウィズコロナになった今も変わらず重要なことになりますよね。

厚切りジェイソンさん(IT企業役員/お笑いタレント):
重要ですよね。でも、コロナだけではなく流行っているものが急に増えたような気がします。

うちの次女もこの間ちょっと調子悪くなって、朝7時半からネットで予約がとれるシステムがあるんですけど、7時29分にサイトを開けて、ずっとリフレッシュ(再読み込み)して、30分になった瞬間、予約をクリックしても36人目になったんです。だから予約する人がそんなにいるということは、本当に気をつけないとですよね。

ホランキャスター:
特別な措置も講じず、いつも通りの診療に戻っていますという病院も多いと思いますので、もしものときにはどこに行けばいい、ということをしっかりと把握しておきつつ、地道にあとは予約を取らなきゃいけない部分は変わりませんね。