史上最年少で名人となり、将棋の8大タイトルのうち7つを獲得した藤井七冠。
20日は残る最後の1つ「王座」への挑戦者を決めるトーナメントの準々決勝で、村田顕弘六段(36)と大阪市で対局しています。

藤井七冠は、この対局を含め3連勝すれば挑戦権を獲得。
例年9月に開幕する王座戦に初出場し永瀬拓矢王座に挑みます。

6月開幕した「棋聖」戦と、7月に開幕する「王位」戦で共に防衛に成功すれば、史上初の八冠がいよいよ視野に入ります。
負ければ即敗退の厳しいトーナメントで可能性をつなぐか。

対局は20日夜、決着する見込みです。