衆議院の選挙制度のあり方をめぐる与野党の協議会で、今の選挙制度の導入に関わった河野洋平・自民党元総裁が、選挙の実態が当時の想定と異なっていることを指摘しました。

与野党の実務者は、現在の衆議院の選挙制度について、1994年に細川護熙・元総理と合意した河野洋平・自民党元総裁を招き、経緯をヒアリングしました。

河野氏は、当時、中選挙区制から小選挙区比例代表並立制に移行した際、「選挙で政党や政策を選んでもらう」狙いだったと振り返り、次のように述べました。

河野洋平・自民党元総裁
「その当時の見方・想定と、今とはだいぶ差があってですね。正直私もおどろいております」

河野氏は「有権者の本音・実相からすると、やっぱり人を選んでいる」と当時の想定と異なっている現状を分析しました。

また、小選挙区で立候補し比例代表にも立候補する「重複立候補制度」についても、「国民に支持されているかどうか、世論に向き合う必要がある」とも指摘しました。