大雨をはじめとした災害のリスクが高まる季節を迎え、防災についても学べる料理教室が山口県山口市で開かれました。
料理教室のテーマは「災害時も慌てない!缶詰レシピ」。
教えるのは地域の食生活改善推進委員のメンバーです。
そのまま食べられる缶詰やレトルト食品などを使って、料理を作ります。
ふだんから少し多めに食材や加工品を買っておき、使った分だけ新しく買い足していくことで、常に一定量の食料を備蓄しておく「ローリングストック」という防災です。
栄養が偏りがちな災害時、貴重なたんぱく質となるサバ缶を使った煮物など、1時間ほどで3品が完成しました。
参加者「(味は)とてもいい。カボチャがとてもよかった」
「めちゃくちゃおいしい。地震の多いところに住んでたときは(食料の備蓄を)してたけど、今はもうしてない。台風去年も大変だったので、何か買っておこうと思う」
食生活改善推進委員「ストックは皆さんしていると思うけど、置いておいたら賞味期限も来るし、収納してあるままではなく日頃でもそれを使い回す。日頃の食生活もそれで潤うし、活用して簡単に料理ができたら皆さんの食生活がもっとよくなる。災害は誰にでも来ることなので、備えはあったほうがいい」
秋穂二島地域では、今後もテーマを変えて料理教室を開く予定にしています。
本格的な梅雨や台風シーズンの前に、今からできる防災を考えてみてはどうでしょうか。














