全国で若者の薬物乱用が深刻化していることから、山口県警の警察官がきのう、レノファ山口の試合会場で乱用防止を呼びかけました。

山口警察署の警察官などが、きのうのレノファ山口のホーム戦を前に、薬物乱用防止を呼びかけました。

警察によりますと、若者を中心に覚醒剤や大麻の使用が増えていて、歯止めがかからない状況ということです。
山口県内でも去年1年間に16人が大麻の所持で摘発され、そのうち10人が20代と全体のおよそ6割を占めています。

サポーター「この前も芸能人が(逮捕された)から関心があったけど、怖い。(自分の孫は)薬物が何かを知らないと思うけど、小さいころから教えるというのはいいこと」
山口警察署・刑事第2課長「こういった場などで、県民の1人1人に『薬物は危険』ということを強く知ってもらう活動をしていきたい」

警察庁では、今月と来月を「薬物乱用防止広報強化月間」と定めていて、警察では今後も県内のイベントなどで薬物乱用防止を呼びかけていくことにしています。