岩手県内企業へのアンケート形式で調査された、4~6月までの景気予測調査の結果が公表されました。景況判断指数は3期連続のマイナスです。

 調査は財務省盛岡財務事務所が、県内101社を対象に行ったものです。景況感について「上昇」と回答した企業の割合から「下降」とした企業の割合を引いた指数は、前回調査からは改善したものの-5.3で3期連続のマイナスとなりました。分野別に見ると、製造業は-43.2から0に回復しました。新型コロナの5類移行や、ニューヨークタイムズの掲載効果で旅行客が増加したことに伴う食料品などの需要増加が要因と見られています。先行きについて盛岡財務事務所は、10月以降プラスに転じる見通しとしています