萩市の観光名所、笠山の椿群生林のヤブツバキは、病気などで一部が枯れています。
地元の小学生がツバキの苗を育て、数年後、笠山などに植樹する取り組みを始めました。

ツバキの苗を育てるのは萩市の越ヶ浜小学校の1年生9人です。
地元の「笠山つばきの会」のメンバーが、笠山のツバキが病気で枯れていることなどを説明しました。

そして、地域にツバキを増やそうと呼びかけました。
児童たちは、さっそく土の入ったペットボトルにツバキの苗を植えていきました。
風で倒れないよう斜めに植えていきます。
苗は、葉が4枚から5枚のところで切ってあり、ペットボトルの土にしっかり差していきました。

1年で根が出て、4年ほどで花が咲くということで、児童は卒業する前には笠山や地域に植樹することにしています。
児童
「ピンク色のツバキが育ってほしい」「いっぱい咲くほうがいい」「きれいなツバキ」
苗は児童たちが育て、植樹の時にはネームプレートを付けて、自分が育てたツバキだと分かるようにするということです。














