去年の年末、高知市の居酒屋で当時秘書だった20代の男性の顔を殴打し、秘書が鼻から流血する騒ぎを起こしていたことがテレビ高知の取材で明らかになったのです。その翌日。報道を受け、高野議員は国会内で取材に応じ、秘書を殴打し流血させたことを認めました。

(高野光二郎 議員)
「私の左隣におって、ちゃんとやろうぜっていう感じです」

関係者によると元秘書は「血が止まらないような状態だった」ということです。その後、この秘書は退職していました。

(高野光二郎 議員)
「私、救急救命の講習を受けておりまして、鼻だけに限らずですね、いろんな止血方法とか、骨折に至った際の介助方法を知っております。そういった意味で鼻血が出たときにですね、こうやって上向いてこうやってつまんで20秒ぐらいおったら止まるからという感じで掴んだっていうのがあります」

14日、国会内で記者団に対し「気合を入れる意図で胸のあたりをポンとたたくつもりが、鼻に当たってしまった」と語った高野議員。秘書が退職したことについては「この件でモチベーションが下がったことも大きいと思っている」と述べました。

しかし、この時の説明が事実だったのか、後にさらなる疑惑が生まれます。