自民党の高野光二郎議員の元秘書への暴行問題を受け、自民党高知県連は16日に党紀委員会を開き、高野議員の『除名処分』を党本部に申し入れることを、正式に決定しました。最も重い処分です。

自民党高知県連は14日に開かれた役員会で、高野議員の処分について『除名や離党勧告』も含み、党本部に申し入れる方針を決定していました。そして16日に開かれた党紀委員会で、「胸を叩くつもりが鼻にあたったとしても、暴力行為に変わりはないこと」「元秘書の認識と食い違っている部分があること」などから、処分としては最も重い「除名処分」を党本部に申し入れることを正式に決定しました。

▼自民党高知県連 西内健 幹事長
「暴力行為というものが、党員の党員たる品位を汚す行為に該当するということが党則で述べられているので、そこの部分を強調して除名処分をもとめることになった」

また、高野議員が辞職願を提出していた県連の副会長職について、県連は辞職願を受け取らず、16日付けで『解職』にしたことも発表しました。