被害額はほぼ全額にあたる500万円だということです。

被害にあった男性:
ITリテラシーを持っていると思っていて、逆にそういうところが変な自信になっていて、引っかかってしまったんじゃないか。私としてはすごい大金ですし、腹立たしさもありますけれども、やられちゃったなという部分も感じている。旅行行くとか人生の楽しみの部分で、我慢しなければいけなくなった。

こうした手口はフィッシングと呼ばれています。今年に入り5月末までに県内で確認されたフィッシングによるものとみられる不正送金被害は9件で、被害額は1743万円に上ります。
これは去年1年間に比べ、被害額はすでに5倍以上になっています。
そのほとんどが金融機関や官公庁をかたったメールやショートメッセージからURLをクリックさせ偽のサイトに誘導させるもの。
ID・パスワードを入力させて情報を入手し、正規のサイトから預金を不正送金させるということです。
県警は金融機関や官公庁をかたるメールのURLからアクセスしないこと、身に覚えのない取引を確認した場合は金融機関や警察に相談すること、などを呼びかけています














