災害のシーズンを前に、若手警察官を対象にした水難救助や災害対応の訓練が15日、山口県宇部市でありました。

この「災害警備・水難救助訓練」は、水害や水難事故が増えるこの時期に、若手警察官らの技術を高めようと宇部警察署が毎年開いています。若手警察官や県警本部の機動隊員など30人が参加しました。訓練では機動隊員の指導を受けながら、災害時に必要なロープの結び方や土のうの積み方を学びました。また、夏場に増える海や川の水難事故を想定した遭難者の救助訓練もあり、若手警察官らは手順を確認しながら、訓練に臨んでいました。

参加した宇部署員
「今回の訓練はこれから台風とか大雨とかが出てくるので、その中でも人の命を助ける重要な技術だと思いました」
別の宇部署員
「天候が崩れた現場でも適格な判断と対応ができるように、こういった訓練が出来て、今後のために活かそうと思いました」

宇部署では「若手警察官が訓練で学んだことを練度をあげて、災害に備える」としています。