次の総選挙から衆議院県内の小選挙区が1つ減ることを受けた自民党の候補者調整で競合していた新3区は現在3区の林芳正さんに決まりました。
安倍元総理の後継で、現在4区の吉田真次さんは比例中国ブロックに転出することになりました。


午後1時すぎ、県選出の4人の衆議院議員が自民党本部に姿を見せました。

公認候補を決める党の支部長選任会議を前に、茂木幹事長や森山選対委員長から
決定した内容を伝えられたということです。
現在、県内の衆議院の小選挙区は4つあり、自民党が独占しています。

次の総選挙から1つ減ることを受けて、自民党は候補者調整を進めていました。

新3区は、現在3区の林芳正さんと4区の吉田真次さんが希望し、調整の行方が注目されていました。
党本部はきょうの支部長選任会議で、新1区を現在1区の高村正大さん。
新2区を現在2区の岸信千世さん。
新3区を林さんとすることを決めました。
吉田さんは、比例中国ブロックに転出することとなりました。
森山裕 自民党選挙対策委員長
「県連からのご推薦もそうでありましたし、当選確実なかたを選ぶという前提に立って調整をし、県連とも調整をさせていただいて、そういうことに決まったというであります」
党本部の決定を伝えられた吉田さんは
「選挙区を希望している中で支部長に選ばれなかったのは残念。
今後も地元有権者の声を聞いて活動していくことは変わりない、まずは支部長全員の当選を目指して全力を尽くすとともに、私自身も地域の皆さまのために応援してもらえるように頑張っていきたい」とコメントしています。
一方、新3区の支部長に決まった林さんは
「すべての市町村がふるさとという気持ち、出身である下関は、幼少期を過ごしたということもありまして下関の皆さんも含めた新3区のためにしっかり頑張っていかなければ」と記者団にこたえました。
注目を集めていた解散について岸田総理がきのう、今国会では見送ることを表明しました。
関係者の間では、この秋の解散が取りざたされています。














