災害時に、ペットの命を守ろうと、山口県と山口県獣医師会が協定を結びました。


協定には、地震や水害など大規模な災害が起きたときに山口県と獣医師会が連携してペットの救護にあたることが盛り込まれています。


この協定で各地域の動物病院で収容可能なペットの数などについて、迅速に情報交換できるようになるということです。

過去の災害では、飼い主とはぐれたペットが命を落としてしまう例が多くありました。
また、ペットを理由に避難しなかったり、避難所に入ることを断られたりした人もいたということです。


山口県獣医師会 田中尚秋会長理事
「(ペットは)自分の家族と一緒という考え方が今普及しておりますし、飼ってる動物を亡くしたらペットロスとかで落ち込まれるかたが大変多いと伺っております。そういった気持ちになられないように、私どももケアの一部をできたらいいなと」

山口県獣医師会では飼い主の命を守るためにも、自治体との連携を図りたいとしています。