熊本県のウェブ上に掲載された1000人近くの個人情報が、今月までの約2年半、誰でも閲覧できる状態になっていたことがわかりました。

県は現在、報道機関に提供する資料を掲載するため専用のウェブページを運用しています。

資料には個人情報も含まれることから、本来はアクセス制限がかかっていますが、県によりますと2020年12月から今月までの約2年半、一部の資料はインターネット上で検索すると誰でも閲覧できる状態だったということです。

資料には叙勲や褒章の受賞者888人の住所のほか、取材の問い合わせ先として67人分の名前や電話番号が載っていました。

管理を委託された業者が、掲載した資料に閲覧制限をかけていなかったことが原因だということです。県はシステムを再構築したとしています。