松野官房長官は2025年大阪・関西万博について、きのう、博覧会協会の理事会が大人の入場料を7500円に決定したことを受け「今後政府において内容を確認する」との考えを示しました。

松野官房長官
「開幕券や前期券、子供料金など、より安価な入場券も設定していると承知をしており、今後政府において内容を確認していきます」

基本料金は当初6000円を基準に検討されてきましたが、物価や人件費の上昇による運営費の増加や、テロ対策や雑踏事故防止対策の強化のため上振れする形となりました。

松野官房長官は会見で、“料金が高い”などの反応が出ていることについて「来場者数の確保と安定的な経営を両立させるべく、テーマパークの料金水準の変遷、来場者の安全も勘案されている」とした上で「全国的な機運醸成を加速し、来場者数の目標2820万人の実現を目指していく」と述べました。