自民党の高野光二郎参議院議員が秘書を殴打して流血させた問題を受け、自民党高知県連は「除名や離党勧告など、厳正な処分」を党本部に申し入れる方針を決めました。16日開かれる県連の党紀委員会で正式決定する予定です。
徳島・高知選挙区選出の、自民党・高野光二郎参議院議員は、2022年の末、高知市の居酒屋で秘書を殴打し、鼻から流血させました。
高野議員は14日、国会内で取材に応じ、「気合を入れる意図で胸のあたりをポンと叩くつもりが鼻に当たってしまった」と秘書を流血させたことを認め、陳謝しました。
これを受け、自民党高知県連は14日に役員会を開き、高野議員への処分について、「除名や離党勧告を含む厳正な処分」を自民党本部に申し入れる方針を決めました。
除名は県連の規約の中でも最も重い処分で、除名も含んで申し入れる方針を決めたことについて県連は「それだけ重大なことと判断した」としています。
また、高野議員は14日、自身が務める県連の副会長の職について“辞任願”を提出したということです。

申し入れの内容は、16日に開かれる県連の党紀委員会で、高野議員に対し改めて事実確認などを行った上で、正式に決定する予定です。














