山口県下関市消防局はきょう、傷病者を搬送中の救急車が畑に脱輪し、搬送が28分遅れたと発表しました。
下関市消防局警防課によりますと、午前9時14分、下関市吉見里町で70代男性を収容した北消防署の救急車が出発直後に畑に脱輪し、走行不能になりました。
現場は狭い道路で、進入時に運転操作を誤ったのが原因ということです。
脱輪の報告を受け、現場近くに待機していた豊浦西消防署の救急車が出動し、男性を搬送しました。
男性は搬送前、会話や自力での歩行が可能な状態で、病院到着時、容体に変化はなかったということです。
市消防局の島田達生局長は「早急に再発防止に向けた徹底を職員全員に行い、市民の安全・安心に向け、取り組んでまいります」とのコメントを発表しました。