岩手県内で最大震度6強を観測した岩手・宮城内陸地震から14日で15年です。一関市の小学校では大地震を想定した訓練が行われました。
訓練が行われたのは一関市立厳美小学校です。地震発生時刻の午前8時43分に震度6弱の地震が発生したとの想定で校内放送が流れると、児童たちは机の下に隠れて頭を守る姿勢を取りました。
2008年6月14日に発生した岩手・宮城内陸地震は、奥州市衣川区で震度6強を観測し、県内では2人が亡くなりました。
訓練に参加した児童は揺れが収まるのを確認した後、ヘルメットをかぶって校舎の外に避難し訓練は終了しました。
(児童)
「いろいろな学年が一気に動くので、まず低学年を優先することが大切だということが分かった」
当時を知らない児童たちは訓練を通して地震から命を守る行動を学んでいました。