靴が臭いのか、足が臭いのか…原因は「菌」

梅雨のシューズ対策に関して、本革の中敷きは吸収力が高いということです。
靴の専門店やホームセンターなどで約1000円から購入することができます。
これ大事なポイントなのですが…靴がクサイのか、足がクサイのか、分からないということがあります。

元競泳日本代表 松田丈志さん:
もはや両方クサイときもありますからね。

南波キャスター:
対策について、東海大学理学部・関根嘉香教授は
「ニオイの発生源である菌の繁殖を抑える。これが一番重要です」と説明しています。
足が臭い方も、その方の足が臭いのではなく、菌が臭いということです。
元競泳日本代表 松田丈志さん:
悪いのは菌なんだね。自分じゃない。

南波キャスター:
菌への対策です。
フットケア用品には…
・制汗
・消臭
・殺菌
その中でも「殺菌」の効果のあるものが重要だということで、靴に対しても、抗菌・除菌効果のあるスプレーなどは有効だということです。
元競泳日本代表 松田丈志さん:
やっぱり菌を殺さなくてはいけないのですね。
ホランキャスター:
洗濯物も生乾きになってしまうと、沸騰したお湯をかけて、しばらくしておくと菌が死滅すると言いますよね。
菌の活動が鈍くなる“40円殺菌法”とは

南波キャスター:
とにかく菌を殺す、あるいは菌の活動を抑えるというのも重要なのです。
東海大学理学部・関根嘉香教授によると「40円抗菌法」と説明します。
10円玉を靴の中に2枚ずつ、つま先とかかとに、4つ置くだけで抗菌の効果が期待できるというものなのです。
10円玉の銅は、銅イオンというものを発するということですが、それと菌のタンパク質が結合して、活動が鈍くなると言われています。はっきりとは解明されていませんが、関根教授によると有力な説だということです。