13日は全国的に大気の状態が不安定となり、各地で突発的な雨になりました。雷にも注意が必要です。
大気の状態が不安定になることでもたらされる“ゲリラ雷雨”にはどのように対処するのが良いのでしょうか。

梅雨時は湿度が高く積乱雲も大きくなる

南波雅俊キャスター:
ゲリラ雷雨について、発生のメカニズムを説明します。
上空に「冷たい空気」が流れ込んでいる状況で、地上は「暖かい空気」になっている。暖かい空気は、冷たい空気よりも軽いので上がっていく。冷たい空気は、重いので下がってくる。そうすると間のところに積乱雲が発生しやすくなるということです。さらに梅雨時で湿度が高い状況だと、より空気が上昇しやすくなって、積乱雲も大きくなり、ゲリラ雷雨が発生しやすくなるということです。

気象予報士の広瀬駿さんによると「今週は上空に寒気が居座るので、晴れていても天気の急変に注意が必要」ということで、晴れていたとしても傘を持っていった方がいいかもしれないということです。