雷が発生した場合は「電線の下」への避難も有効

天気がどのように急変するのか、その予兆を説明します。
【天気 急変の予兆】
・真っ黒な雲が近づく
・雷の音が聞こえる
・急に冷たい風が吹く

雷が発生した場合ですが、どのような対応をとればいいのでしょうか。
屋外の場合は、建物や自動車などに避難してください。屋根があると、雷を防ぐことができます。
屋内の場合は、壁からは離れてください。雷が屋根に落ちた後、壁伝いに地面に向かっていくので、なるべく壁の近くには、いない方がいいということです。
そして、木の近くは危ないということです。木よりも人の方が、実は雷が電気を通しやすく、落ちてきた雷は、電気がより通りやすい人の方に行きやすいということです。
ホラン千秋キャスター:
天気急変の前兆の3種類がありましたが「さっきまで晴れていたのに、雲が急に厚くなった」とか「急に風が強く吹き始めたな」とか、前兆を見逃さないことが大事ですね。

南波キャスター:
避難する場合、「電線の下」が比較的安全だということです。電線自体が、雷を引きつける避雷針の役割をしてくれるということです。ただし電線の場合も、電柱が近くにある場合は2mくらい離れてください。電柱は雷を通しますが、雷が落ちた時に何かが破損して、近くにいる場合に危ないことになるかもしれないので、電線の下でも電柱からは少し離れるようにしてください。
元競泳日本代表 松田丈志さん:
できれば屋内に避難した方がいいということですね。
日比麻音子キャスター:
車でも冠水したり、アンダーパスとかに水が一気にたまったりしてしまうことがありますからね。

松田丈志さん:
車に乗っているから安心とは思わず、比較的高いところに移動するとか、屋内に逃げた方がいいと思います。車の中は比較的安全と言われてるので、高いところに行って停止するのがいいかもしれないですね。
ホラン千秋キャスター:
30分から1時間くらい避難していると、ゲリラ雷雨は去るとも言われています。