熊本市で「産後ママ」を対象に行われた相談会。そこで、今年からある「ルームウェア」のレンタルサービスが紹介されました。

助産師 柿本ちひろさん「育児をしている方々はいつも緊張したり、気が抜けない状態だったり。触れてリラックスできるものを取り入れたいと思い、レンタルを始めました」

利用者「けっこう授乳もしやすい。やっぱりワンピースタイプってしにくいものもあるから」

そのルームウェアを手がけているのは、森田真代さん(54)と、坂上くみかさん(50)。4歳違いの仲良し姉妹です。

姉は、実家で父親と二人暮らし。近所に住む妹と3人でコーヒータイムが日課です。

父・森田勝康さん(84)「はじめは『こりゃ~やっていけるかな』と思ったとよ。ほんなこて(本当に)。お母さんのおかげですたい」

服作りのきっかけは5年前、脳腫瘍で倒れた母・美幸さんでした。いつも明るく笑顔で、かわいい服が大好きな母のため、入院生活用のパジャマを探しまわったのですが…。

妹・くみかさん「着心地をとるか、機能性をとるかってなったときに、両方を兼ね備えている服が本当になくて」

姉・真代さん「好きな洋服も着せてあげられないんだ、とか思ってね」

くみかさん「食べたいものも制限される。水も制限される。じゃあ何が今の母にとって楽しいんだろうって思ったときに何もないなと思って」

姉妹で母親を支えましたが、回復することはありませんでした。

後悔の念が日に日に大きくなっていったという二人は…。

くみかさん「他の誰かも困ってるんじゃないか。私たちが動けば良いんじゃないかって」

そして、2人が選んだ道とは…