原油価格や物価の高騰対策として、岩手県は13日、賃上げに取り組む中小企業の支援などを盛り込んだおよそ14億円の補正予算案を発表しました。
県が発表した一般会計補正予算案には、賃上げに取り組む中小企業の設備投資や人材育成にかかる経費の3分の2を補助する事業に2億円が盛り込まれています。
また昨年度に引き続き、原油価格や物価の高騰の影響を受ける中小事業者への支援として法人に15万円、個人に7万5000円を支給する事業に、10億1400万円が計上されています。
このほか教育旅行の受け入れを行う宿泊施設へ、1人1泊あたり一律2000円を支給する初の事業に1億5900万円を計上しています。
あわせておよそ14億円に上る補正予算案は、23日の県議会6月定例会の本会議で提案されます。