ジメジメムシムシ、ちょっと過ごしにくい梅雨。
実は、掃除のベストタイミングなんです。
梅雨時期だからこそやっておきたい掃除のポイントをお伝えします。
雨の日は掃除のチャンス

手間をかけず効果的な家事の実践法を考案&アドバイスする、知的家事プロデューサーの本間朝子さんに聞きました。

梅雨時期が掃除に良い理由は3つあります。
【1】雨の日が多く外出が減るので、掃除の時間が確保できる
【2】湿気が多いことで汚れが水分を含んで柔らかくなっている
気温も高くなってきていることで、油汚れが落としやすい
【3】6月は1年の真ん中。大掃除から半年経ち、汚れがたまっている
掃除しておくと、年末の大掃除もラクになる
コンロ・電子レンジ・シンク キレイを保つ掃除術
この時期やっておきたい掃除のテクニックを教わります。
まずはキッチン周り。
知的家事プロデューサー 本間朝子さん:
油と煙が一緒になった油煙がコンロ周りにベタベタついてるんですけれども、暖かくなると(汚れが)ゆるくなるので、今の時期の方が落としやすいです。
「水だけで落とせるクロス」を使って手軽に掃除していく、というのをやってみたらいいんじゃないかと思います。
≪コンロ≫
本間さんがおすすめするのは、ホームセンターなどで購入できる『油汚れに強いぞうきん』。毛足の長い繊維が油汚れを絡めとり、洗剤を使わずに水だけで汚れが落とせます。

≪電子レンジ≫
衛生的にもこの時期きれいにしておきたい電子レンジ。内部の掃除には「重曹水ホットタオル」を使います。
水200mLに、重曹大さじ1を入れて溶かした重曹水にふきんを浸し、多少水分が残るように軽く絞ったら、電子レンジに入れて、500Wで1分加熱。
さわれる温度まで冷ましてからレンジ内部を拭くと、ふきんから出たスチームで油汚れが取れやすくなり、簡単にキレイになります。
※加熱しすぎないよう注意してください
≪シンク≫
シンク洗いには、意外なアイテムを使います。
排水バスケットのネットを交換するタイミングで、新しいネットに洗剤をつけてシンクを掃除。
スポンジを使わずに済み、洗い終わった後はネットをそのまま排水溝にセットすればOK。交換のたびに簡単に掃除ができるので、カビ・ぬめり予防になるそうです。