国の特別名勝・兼六園で13日、初夏の風物詩とも言われるウメの実の収穫が行われました。

兼六園の梅林で13日、行われたウメの収穫。庭師や作業員ら約35人が集まり大きな実のなる品種「白加賀」などを中心に一つ一つ丁寧に手作業で収穫していきました。
20種類200本のウメが植えられている兼六園の梅林は、花を鑑賞してもらうことが1番の目的ですが、その木には立派な実がなることから毎年県内の福祉施設などに贈られています。
県金沢城・兼六園管理事務所押野朗所長
「毎年兼六園の梅を楽しみにしていただいている方がいるのでそういう方にお届けできるのはうれしく思います」
収穫されたウメは石川県内100の福祉施設などに贈られる予定です。