そして、2000人で70日間の営業として、もう14万人なんです。ここにプラスアルファを加えて15万人。これが富士吉田市でもう数年前からこれを目指して、弾丸登山を抑え込んだり、いろいろなエージェントに対したり。またそれ以外にもいろいろ山の関係者のところ業者ですね。いろいろな報告等を送りまして、出来る限り弾丸登山はしないでいただきたい。こういうような形で、今まで減らす努力をしてきました。
弾丸登山も実際に以前はですね、本当に1シーズン3万5000から多いときには4万人になるというような年もあったわけでありますけれども、今は1万人を切ってる状態なんです。
やはりこれは一生懸命、関係者の皆さんが努力して、弾丸登山を抑制する運動をしていただいたおかげだと思っています。
記者:
コロナ5類への引き下げの議論が見通しが立った段階で、今の要望の内容のような議論があってもよかったのではないか。
堀内市長:
それはですね、実際もうコロナのときにはいかに富士登山のお客さんにコロナの感染クラスターをさせない。そういうようなことにもう夢中でしたからね。
それから各山小屋のスペースなんかも今まで、例えば100人の方が泊まれる状態のところを、60人にまで縮めたんですね。ということは、ゆったりと快適な空間にみんなしていただいたんです。それ以外にもいろいろなコロナ対策、こういうようなものに本当に邁進してまして、このコロナ後の、まさかこういうような対応になるということは想定していなかった。考えが及ばなかったというのが、現実です。
この点はある意味では、私も反省しておりますが、今後遅かったかもしれませんけども、急いで安全な対策の方向へしっかりと舵を切れるよう、関係者みんなと力を合わせて、安全な富士山構築のために頑張っていきたいと思っています。