6月13日、政府がとりまとめる少子化対策は本当に「異次元」なのでしょうか。目玉となる児童手当の拡充について取材を進めると、意外な制度の「落とし穴」が見えてきました。
“ラストチャンス”児童手当が第3子以降に3万円も…
岸田総理
「少子化トレンドを反転することができるラストチャンスです」

現状、中学生以下に原則で1万円から1万5000円が支給されている児童手当。今回、政府が対策の目玉とするのは…。
「児童手当 第3子以降に3万円」

3児の母
「率直にありがたい」
「とても助かる」
「3万円に増額」となれば、子どもが多い家庭からは“歓迎”一色となるのでしょうか。
千葉県に住む町田さん一家。男の子2人と女の子、3人兄妹の家庭です。

母「ずーっと喋ってるからね!」
父「ひたすら喋ってる」
結人くん「たまに喧嘩します」
元気いっぱい、食べ盛りの子どもたち。3人目の子・いおりちゃんの児童手当が今回、「3万円」にアップかと思いきや…。
3児の母 町田律子さん
「この子(いおりちゃん)が第3子としてカウントされないという部分は、すごく不満を感じますよね」
