岩手県の国際リニアコライダー(ILC)推進協議会は12日、役員会を開き、本年度の事業計画案を承認しました。
盛岡市で開かれた役員会には約40人が出席しました。本年度の事業計画はILCの誘致実現に向けて国への要望や国内でのPR、海外への情報発信をそれぞれ強化する活動が盛り込まれています。
今年4月に体制が拡充された超党派の国会議員連盟や、2月に発足した岩手と宮城のあわせて17の市と町による期成同盟会と連携して、政府が早期に意思決定するよう取り組みます。
谷村邦久会長は「政治、企業、大学・研究機関、行政と地域が一体となって活動し省庁横断の国際プロジェクトとして位置づけられることが重要だ」と力を込めました。